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2006年3月29日 (水)

Dr. H氏はなぜ「擬態うつ」を非難するのか?

[日経方面から来られた方へ:過去の記事ですが、類似の内容がありましたのでTBを入れさせていただきました。コメントなどいただければ返信させて頂きます。(2006/12/21)]________________________________________________________________________________________________

うつブームへの「便乗者」に罵声を浴びせるDr. H氏の存在を最近知りました。私も危うく引き込まれそうになりました。孫引きになりますが、こちらで分かり易くご案内を頂きました。

http://bookmark.tea-nifty.com/books/2005/09/post_1f63.html

今日は私のカウンセリング(記念すべき? 50回目)でしたが、Dr.H氏の定義する「擬態うつ」は初耳と言うカウンセラー氏に、概略を説明した上で意見を聞いてみました。ポイントは2つ。

1.うつブームへの「便乗者」は確かに存在する。その昔「ヒステリー」(注:「...他人の注意をひき、その指示を期待するという合目的性が本人の意識しない形で含まれている」《広辞苑》)と呼ばれたものを含み、最近の表現ならジコチュウ。辛いから甘えたい→今はうつが流行っているようだ→よし!となる方。これはプロならすぐに見抜ける。自分(カウンセラー氏)はそのような方は元の職場に戻す。(適応障害=「社内うつ」の場合は職場を変える。)

2.医者はこの手の「患者」は苦手。理由は、薬が効かず、時間がかかり、効率が悪いから。

この2.でタイトルへの解が得られました。また、Dr. H氏自身が自著の紹介で言う「私の真意は、擬態うつ病というものを描くことにより、逆に本物のうつ病の輪郭をはっきりさせようということです」の「真意」もよく分かりました。確かに、アマゾンでも多方面から酷評されています。

私のカウンセラー氏はとても実直な方で、「ドクター/カウンセラー・ショッピングはメンタルヘルスの分野では良い事ですから、合わないと感じたらどんどん変えてください」との助言も以前受けました。Dr. H氏を醒めた目で見直すと、今は「成長市場」のこの分野も供給過剰で市場競争に晒される日は近いかな、と改めて思いました。(既に私のカウンセラー氏は晒されていますが、、。)

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コメント

一般的な意見を言わせてもらいます。

正直、うつは病気でないのであれば、周りの人から見たら迷惑でしかないです。このような行動をとることは、非難されて当然でしょう。

さらに擬態うつの人がいることによって、本当のうつの患者に対しても、うつを演じているだけだと思われ、大きな誤解となるのです。
本当のうつの患者にとっても大変迷惑でしょう。
その上、擬態うつの患者に薬を与えることによって、副作用で命まで危険にさらすことにもなり、その人にとっても大変重要な問題でもあるのです。
あなたが林氏を非難している理由のほうがよっぽと意味不明です。

投稿: 山本隆 | 2007年8月21日 (火) 16時19分

山本隆様:

個人名でのコメントありがとうございます。Googleの1ページ目でお名前をヒットできた方なのかどうか不明ですが、元・適応障害者として以下に私なりの意見を返答させて頂きます。

(1)先天的鬱病>治療
(2)適応障害>後天的鬱病に進展の可能性>治療or別の職場に異動
(3)「擬態うつ」>プロに見分けられる>元の職場に戻される

極論をするなら、世間で話題となる「うつ」は上記の3つのパターンのどれかではないか思っています。最近の例ですと、朝青龍は明らかに(2)と見ています。
そこで逆に質問をしますが、「擬態うつ」と適応障害をはっきりと識別できる基準をコトバで表現できるのでしょうか?適応障害には明確な定義があり、多くの(2)はその定義通りなんですが、時としてそれを「健常者」は(3)と見ようとします。休むことを決めることにもある程度のメンタルタフネス(自分の意思)が必要で、休むことさえ出来ないから(させてもらえないから)病が進行すると考えます。その僅かに残っているメンタルタフネスを指して「擬態」と見なしているのではないでしょうか?
(2)か(3)かの診断は、心理学に始まって、宗教、哲学、社会学など豊富な知識と様々な人生経験を背景として初めて勇気と責任を持って医師やカウンセラーによって「診断」できるものではないかと思います。

ところで、私がDr.Hを非難している点は、「医者はこの手の「患者」は苦手。理由は、薬が効かず、時間がかかり、効率が悪いから」なのであって、ご指摘の「擬態うつの患者に薬を与えることによって、副作用で命まで危険にさらす」とは逆のことを述べさせていただいております。

少々力は入り過ぎた返答で恐縮です。何かございましたら、またお寄りくださいませ。

投稿: mmm | 2007年8月21日 (火) 23時28分

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