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2006年4月 1日 (土)

(最終回)完治に向けた閾値を超えました

このブログの売り、「適応障害者」としての資格が無くなりました。

安定剤を長期間服用していましたが、主治医やカウンセラー氏と相談の上で、1ヶ月前から減らし始め、数日前には完全に止めました。リバウンド(私の場合は耳鳴り)もだんだん収まってきて、昨晩にはほとんど消えて就眠できました。この朝、リバウンドは若干残っていますけれど、閾値は超えたと判断できるレベルです。

3月末日で週末、桜満開、民主党代表辞任、日経ビジネスで「ソニー、未来は見えたか」、、、などという時節感が、私の主観には大いに作用していると思います。「あとで振り返ればあの時が、、」と言うのが「正しい病人」なのかもしれません。しかしながら、自分の認識を変えることなしには完治はしない病ですから、この主観を尊重したいと考えました。(もちろん確認のための通院やカウンセリングはしばらくは続けますのでご心配なく。)

このため、このアカウントでのブログは最終回にします。読者の皆様、特にコメントを頂いた皆様には大いに感謝しています。ブログには一種の認知療法的な効果があるようで、内観療法で悪化した症状を約3ヶ月間でここまで持ってこれたのは、いろいろな事柄もありますが、ブログ抜きには考えられません。特に後半はそうでした。

別のアカウントでブログは継続します。似たようなブログを見かけましたら、ご愛顧のほどよろしくお願いします。また、このブログに新規記事は出しませんが、頂いたコメントにはマメに返信させて頂きます。

それでは皆様とりあえず、さようなら。そして、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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コメント

完治の方向に向かったようでね。
いろいろとコメントありがとうございました。
「社内うつ病」って見事に的を得た言葉だと思います。
私も「社内うつ病」ならないように、程ほどに仕事をしたいと思います。
また不行き届きな文章がありましたら、ご指摘をお願いします。

投稿: ひろぽん | 2006年4月 1日 (土) 23時50分

ひろぽんさん:
こちらこそ、ひろぽんさんのブログでは大変お世話になりました。
成果主義とか、年齢や男女差を(見かけ優先でも)バリヤフリーにするとか、製造業でいえばアジア諸国との競争とか、益々「ほどほどに仕事をする」のが難しくなって行きそうですね。
日本的集団主義(素直文化、自分の感受性を無意識に抑えた上でのマジョリティへの迎合)と、所謂個人主義(自我文化、自分の感受性への意識をもったマイノリティの堅持)の間で私もうろうろしているうちに病に到ったように振り返ります。この二つを意識しながら「ほどほど」に統合するのが私の課題です。
ひろぽんさんのブログは話題が豊富なのでこれからも拝見させていただきますね。

投稿: mmm | 2006年4月 2日 (日) 06時06分

最終回とのこと、非常にびっくりしました、反面”引き際”がまるで桜のように美しいです。 それから病気の方も完治の方向?とのことで、おめでとうございます。mmmさんのブログは文章も非常に論理的でまとまってます、僕も非常に勉強になりました。また、、企業ネタという面でも非常に面白いと思います。 私のご紹介した中島義道氏にご興味を持っていただいたのも非常にうれしく、今後とも私のブログもご購読願います。それではさようなら。

投稿: Amicizia | 2006年4月 3日 (月) 20時31分

Amiciziaさん:
コメントありがとうございます。
あまり誉めないでください。本人が図に乗りますから。
中島義道の紹介にはとても感謝しています。
これからもAmiciziaさんのブログを楽しく拝見させてもらいますね。またそちらで!

投稿: mmm | 2006年4月 3日 (月) 20時44分

適応障害からの脱出、おめでとうございます。
私は現在、適応障害で通院、カウンセリング
を受けています。仕事はDr.Stopでしていません。アダルトチルドレン(子供時代を子供らしく過ごせなかった)ということもあり、再養育療法を取り入れた治療をしていますが、親に理解させたりするのは聞く
ほうも嫌だけれど、言うほうも思い出したくもないことも思い出し、パワーも使うので、
疲れたので、しばらく1人になりたいと先生に言ったら、北陸内観研究所を教えられました。ですが、HPに自責の念が強すぎる人には向かないと、書いてあり、また、もう既に、
色々と自己の本質について考えているので
ヘタにやると、悪化しそうな気がしたので
色々調べていたら、このHPに辿り着きました。やはり、内観療法には向き不向きがある
ようですね。前進したいのに、悪化はしたくないので、内観は辞めます。為になりました。

投稿: ハジメマシテ | 2007年1月 5日 (金) 06時38分

ハジメマシテ様:
参考にして頂けた様で、このブログを残しておいて良かったです。
最初の記事の通り、私は約1年前に某研修所(北陸・・ではありません)にて集中内観をしていました。その後さらにいろいろとあってほぼ完全復帰できたのですが、改めて内観を振り返れば、行かないよりはよかったかな、ぐらいです。
ご指摘の通りで、巷の書籍やサイトなどで謳われているのとは違って、あれは相性がありますよ。そもそも内観療法は、謙虚さなり反省なりを強く求められますから、自責の念が強い場合には向かないでしょう。また、母親に「して貰ったこと」を想い出すことから始まりますので、ハジメマシテさんのような方は、よほど指導する人が適切な助言しない限り、いきなり躓いてしまうのではないかと思います。
私は当時それまで培ってきた自我文化の適応に障害が出ていたのですから、自我文化自体を嫌悪して素直文化を強要してくるような姿勢の研修では二重苦になって当然でした。
適応障害ではひとそれぞれに快方に向かうための方策があるのだと思います。
私の場合、適応できなかった外部環境を適切に修正・変更すること、自分の認識を自分に相応しい方向で調整すること、生活のリズムや習慣の見直すことなどをカウンセラーと相談しながら実践していったことがよかったようです。(具体的には、朝型生活、TOEICをモチベーションにした英語学習、認知療法的なブログへの投稿などです。)
ご参考まで。

投稿: mmm | 2007年1月 6日 (土) 09時30分

先日NHKで「30代のうつ」と言った内容の番組を見ましたがご覧になりましたか?とても後味が悪かったのはなぜしょうか?もしご覧になっていればコメントをしていただけますでしょうか?

投稿: NHK嫌い | 2007年7月24日 (火) 20時45分

NHK嫌い様:
私も少しだけ見ましたが、うつ(正確には適応障害)になってしまった方に過去を自省させつつ、そういう「不幸」な人で企業の業績や威信を損ねないように対策しましょう、といったいつもの内容のように見受けました。「後味が悪かった」のは同感します。

投稿: mmm | 2007年7月25日 (水) 20時43分

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